バンパイア5.10cNPオンサイト
なぜこの山? 前回は濡れていたので回避したけど、今度こそ「バンパイア5.10cNP」をオンサイトを狙います。 <過去の湯川の山行> 11回目(2014.6.29):山案山子5.10bNP×、など(濡れていた) 10回目(2014.6.14):サイコキネシス5.10dNP、デゲンナー右のルート5.10aNP 9回目(2014.5.17):サイコキネシス5.10dNP× 8回目(2014.4.13):ラプター5.8NP、サイコキネシス5.10dNP×、など 7回目(2013.8.3):フォーサイト5.10a/bNP、など 6回目(2013.7.20):サブタナル5.9NP、サイコキネシス5.10dNP×、など 5回目(2013.6.8):台湾坊主5.9NP、サイコキネシス5.10dNP× 4回目(2012.10.14):北京の秋5.10bNP、など 3回目(2012.9.22):コークスクリュー5.9NP、など 2回目(2012.8.4):北風小僧5.9NP、など 1回目(2012.7.15):デゲンナー5.8NP、など 登山口までの移動・登山記録
・・・以下はオンサイト狙いの人は見ないでね・・・ 見た感じ、出だしにスモールカム1個、ハンドサイズのカムが大量、ルーフ越えにワイドサイズ、が必要な感じなので、0.3キャメ1個、0.75キャメ4個、1キャメ5個、2キャメ3個、3キャメ3個、4キャメ1個、5キャメ1個を持っていきました。 出だしに0.3キャメをかませて、まずテラスに登ります。テラスに登る時は大量のカムが引っかかって大変なことになるので、そこらへんのところを注意。 これからが、0.75キャメと1キャメセクションですが、足は基本的にステミングで、ハンドは基本的にバチ効き。特にムーブ的に難しいところがなかったけど、カム戦略とレストをどうするかがこのルートのポイント。 カム戦略としては、最低2個は決まっている状態をキープしながら、3個目のキャメを入れたところで、一番下のカムを回収するという作戦で登って行きました(なので、50cm間隔ぐらいになります)。ただ、ムーブによっては回収することできなくなので、少しずつカムがなくなっていきました。 やっぱり長いので、途中で心が折れそうになるけど、折れそうになったところで、丁度良い所に比較的大きめのスタンスが出てきてレストできたが、それでもだんだん消耗してきた。 写真3/4の所(右に岩が張り出してきた部分)で、1キャメがラスト1個、ヨレも最高潮になって、もうダメかな?と思ったところで、右に張り出した部分に体を当ててレストして、回復を図る。 3/4付近を越えたところで、で1キャメが尽きたので、後はイケイケ、プロテクションは2キャメをタイトセットをして登る。 個人的にはルーフを抜けが核心かと思っていたけど、4キャメをルーフに入れて、ジャムというよりは、ムーブというイメージで体を動かしていくと普通に抜けられて、最後にクラックにハンドジャムを聞かせたままクリップでゴール。イメージは以前に登った錫杖岳「注文の多い料理店」の核心ピッチのような感じでした。
この日の結果 デゲンナー5.89NP:× バンパイア5.10cNP:オンサイト 今回登山で学んだこと ・とりあえずこの夏の目標はコンプリート。 |