2013.4.18 〜北山公園ボルダー〜
初めての北山公園、花崗岩のマントリングは難しい
鉄人3級
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場所
兵庫県西宮市北山町
駐車場・登山口
北山公園に駐車場、阪急甲陽園駅から徒歩30分程度
登山行程
0730頃/1500頃クライミング
参考資料
今回のグレードはFragmentsにあるトポを参考にしました。
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なぜこの山?
4/17-20は京都で学会があるので、そこでクライミングと企画ランを実行することします。クライミングは平日実行では当然パートナーはいないので、クラッシュパッド持参で北山公園へ一人で行きます。
<過去の北山公園の山行>
なし。
<用語解説>
アンカー:確保支点のこと。ここで、懸垂下降したり確保したりする。
エンクラ:エンジョイクライミングのこと。
オンサイト:初めてのルートで落ちずに登ること。ハーケンなどの支点に体重を掛けてもダメ。
カチ:指の第一関節ぐらいまでしかかからないホールド。
ガバ:「ガバっと持てる」ホールド。
カンテ:岩の飛び出た部分
クライムダウン:岩を下ること
クラック:岩が割れた部分、大きさは関係ない。
懸垂下降:ロープを使って下りる方法。
コンテ:ロープは結び合っているが、確保せずに二人が登ること。
ジャム(ジャミング):割れ目に手や足を入れて、それを使って登る方法。
スタッカート:一人が確保しもう一人が登ること、普通の登攀はこの方法。
ステミング:足を両足につっぱり体を支える方法(ブリッジング)。
デッド:体を引き付け、その一瞬の無重カ状態を利用して、手を飛ばし、次のホールドをとる方法。
テンション:ロープにぶら下がる状態。
トポ:トポグラフィー。ルート図。
ヌン掛け:ヌンチャクを掛けること。
ノーテン:ノーテンション、ロープにテンションを掛けることがないこと。
パーミング:手で覆うようにホールドを持つこと(ラッピング)。
ハング:かぶった場所、前傾壁。
プアプロ:poor protectionのこと。落ちても耐えられない支点の状態。
フラッシュ:オンサイトと同じ一撃であるが、人の登りを見たり、登るための情報がある。
フリーソロ:安全確保の方法と一切採らず登ること。落ちたら死にます。
マントリング:両手でマントル(暖炉)に乗り上げるようなムーブ。
ランジ:飛びつくこと。
レッドポイント:一度も落ちずに登ること。(いくらでも練習可)
NP:ナチュラルプロテクションの略。カムやナッツなどを割れ目に入れてプロテクションとし、通常のボルトプロテクションより技術が難しい。
登山口までの移動・登山記録
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4/17の朝の東京駅です。4/17は午前中に仕事があるので、一旦荷物を残置します。
なお、通勤電車でクラッシュパッド等を持っていくのは非常に大変でした。
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クラッシュパッドなどのとても大きな荷物は、東京駅八重洲口に「レールゴーサービス」というところで預かってもらえます。(二日以上も可能)。
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さて、この大量の荷物。
学会で発表等を行いますが、それはほんのわずかの量で、荷物のほとんどはクライミングとランニング関係のものです。(アメリカへ行った時よりも多い荷物になってしまった)
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新幹線に乗りますが・・・
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この馬鹿でかい荷物だけは、最後部の座席の後に置きます。
一応、鍵しておいたけど、こんなもの持っていく人いないわな。
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京都に到着。
京都駅前のホテルに荷物は残置して、学会の会場に向かいます。
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ここが会場。
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さて、翌日の4/18に北山公園に向かいます。
朝一の電車に乗ります。
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見る時間が無かったトポを往きの電車でチェック。
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ここは阪急梅田駅。
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阪急甲陽園駅に到着しました。
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道に迷いながら、銀水橋(北山公園の入口)に到着。
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本来であれば、銀水橋から1分ぐらいのこの標識のところをに入るべきであったが通過してしまった。(帰りに撮影)
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よくわからない所へ来てしまった。
クラッシュパッドを持ったハイキングとなる。
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なんだかんだで、本来はショウギエリアを通過する予定が、ボルダータワー周辺に到着してしまった。
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上の写真の左。
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さて、御覧の課題から登りますか。すべり台岩です。
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すべり台C10級(一番右のライン):オンサイト
これはノーハンドで登ればすごいという書き方だったが、そんなことはできなかった。
すべり台B6級(真ん中のライン):オンサイト
まあ、普通のスラブです。
すべり台A5級(左のカンテから登る):2便レッドポイント
非常に怖かった。しかも本日最大の成果になっちゃいました。
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次に「オ・モロイヤロック」です。
登り方によってグレードが変わるそうです。
うりうは、左のガバの所を登って、7級ぐらいでオンサイト。
全然面白くなかったです。
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次に「マントルロック」です。
その「ソフト6級」をやってみようと思ったが、どう登ってみればよいか分からないのでやめた。
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トライアングル6級を登ってみる。
案外難しくて3便もかかっちゃった。
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アップも終わったことだし、火の用心エリアの「鉄人3級」へ向かう途中にあったバーカーヘッド岩。
そのマントル1級も考慮に入れたけど、一人じゃ怖いのでやらなことに。(しかも、マントルはほとんどやったことない)
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火の用心エリアからの景色。
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その左。
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さて、今回の課題の「鉄人3級」です。「ジムクライマーには向いている」という触れ込みなので、是非落としたいですね。
まず、取り付いてみると「どこがジム?」という感じ。なんとか上部のマントル部分までのムーブは分かったが、その後のマントルをなんどやってもフォールした。
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まあ、なんどやってもこんな感じです。
いろいろぶつけたりしたけど、よく怪我しなかったという感じです。
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途中でお口直しに「木下フェース中央3級」を触ってみる。
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カチはなんとか取れたけど(動画であっさり取っているように見えるけど、結構それもムズイよ)、そこからどのように登るかわからなかった。
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とうとう鉄人に約6時間に渡る格闘で、心が折れた。
でも、充実したトライだった。
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帰りに撮った池。
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ショウギエリアを通過。
本来、触ってみたかった、ショウギ岩「ショウギノーマル1級」がある。
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そこ近くからの景色。
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その左。
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甲陽園駅に到着。
また、リベンジしたいですね。
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この日の結果
<ボルダータワー周辺>
すべり台C10級:オンサイト
すべり台B6級:オンサイト
すべり台A5級:2便レッドポイント
オ・モロイヤロック7級?:オンサイト
マントルロックソフト6級:×
トライアングル6級:3便レッドポイント
<火の用心エリア>
鉄人3級:×
<木下フェース周辺>
木下フェース中央3級:×
今回登山で学んだこと
・ボルダリングが楽しくなってきた。
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