2012.3.30 〜二子山クライミング〜
柴崎ロックからから転進、やっぱり石灰岩には慣れが必要

柴崎ロック
場所
埼玉県秩父郡小鹿野町河原沢

駐車場・登山口
登山口に無料駐車スペースあり

登山行程
1000頃/1500頃クライミング

参考資料
今回のグレードは日本100岩場を参考にしました。

なぜこの山?
チャートも登ったことだし、次は石灰岩。柴崎ロックの「マル特うるしぎ5.11a」のオンサイトトライをやってみたいので、そこにするが・・・

<過去の二子山の山行>
4回目(2012.11.24)シリアル5.10dアルケオロジー5.10b話がピーマン5.10a
3回目(2012.4.29)二子山中央稜(1ピッチ目III級NP3ピッチ目V級NP5ピッチ目IV級NP、など)
2回目(2011.12.23)高くのぼれ5.10b、ビッグモモ5.11c×、悪魔のエチュード5.10a×、徒然草5.10c×
1回目(2009.4.4)二子山中央稜(6〜7P, V級)

<用語解説>
アンカー:確保支点のこと。ここで、懸垂下降したり確保したりする。
エンクラ:エンジョイクライミングのこと。
オンサイト:初めてのルートで落ちずに登ること。ハーケンなどの支点に体重を掛けてもダメ。
カチ:指の第一関節ぐらいまでしかかからないホールド。
ガバ:「ガバっと持てる」ホールド。
カンテ:岩の飛び出た部分
クライムダウン:岩を下ること
クラック:岩が割れた部分、大きさは関係ない。
懸垂下降:ロープを使って下りる方法。
コンテ:ロープは結び合っているが、確保せずに二人が登ること。
ジャム(ジャミング):割れ目に手や足を入れて、それを使って登る方法。
スタッカート:一人が確保しもう一人が登ること、普通の登攀はこの方法。
ステミング:足を両足につっぱり体を支える方法(ブリッジング)。
デッド:体を引き付け、その一瞬の無重カ状態を利用して、手を飛ばし、次のホールドをとる方法。
テンション:ロープにぶら下がる状態。
トポ:トポグラフィー。ルート図。
ヌン掛け:ヌンチャクを掛けること。
ノーテン:ノーテンション、ロープにテンションを掛けることがないこと。
パーミング:手で覆うようにホールドを持つこと(ラッピング)。
ハング:かぶった場所、前傾壁。
プアプロ:poor protectionのこと。落ちても耐えられない支点の状態。
フラッシュ:オンサイトと同じ一撃であるが、人の登りを見たり、登るための情報がある。
フリーソロ:安全確保の方法と一切採らず登ること。落ちたら死にます。
マントリング:両手でマントル(暖炉)に乗り上げるようなムーブ。
ランジ:飛びつくこと。
レッドポイント:一度も落ちずに登ること。(いくらでも練習可)
NP:ナチュラルプロテクションの略。カムやナッツなどを割れ目に入れてプロテクションとし、通常のボルトプロテクションより技術が難しい。





登山口までの移動・登山記録
当日の天気はくもりであったが、柴崎ロックに向かうと雨が降ってきました。

これは目印の「マッターホルンの形をした岩」。
下部は濡れていないけど、上部が濡れている感じで、ダメ。
これが狙っていた「マル特うるしぎ5.11a」。

思ったよりかぶっていないのね。
『「ジャックポイズン5.13a」は俺のもの』と言わんばかりのM君。
そこで二子山へ転進とする。

向かう途中でMさんより濡れていないとの情報もいただく。
まあ、ここも普通の雨ですね。
祠エリアについてみると、被っているのでほどんどのルートが登れそうな感じ。
実際、こんな感じで壁側寄れば傘も要りません。

ですが、結構寒かった。
アップは「アルケオロジー5.10b」ですが、以前登っていることもあるので、ヌン掛け便でテンションかけながら登る。

どこも濡れていませんでした。
さて、今日のターゲットは「ウォームアップ5.11a」ですが・・・

体のフリがぜんぜん使えず、ただの正対登りしかできなかった。

この日の結果
アルケオロジー5.10b:×(ヌン掛け便)
ウォームアップ5.11a:×

今回登山で学んだこと
・これは石灰岩訓練が改めて必要ね。

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