2012.4.29 〜二子山中央稜〜
二回目はオールナチュラルプロテクション(残置支点無視)で1,3,5,7ピッチレッドポイント

核心ピッチ(3ピッチ目5.8)
場所
埼玉県秩父郡小鹿野町
駐車場・登山口
登山口近くの林道の路肩か駐車スペース
登山行程
1130/1730二子山中央稜(待ちがほとんど)



なぜこの山?
山岳会で二子山の山開き行事参加ついでに西岳中央稜を登る。

前回(2009.4.4)は核心ピッチをA0で抜けたので、本当の意味で登ったとは言えないので、今回はオールナチュラルプロテクション(残置支点無視)でレッドポイントを決めたいと思う。

オールナチュラルプロテクション(残置支点無視)は初登者と同じ感覚で登れます。

<過去の二子山の山行>
2回目(2011.12.23)高くのぼれ5.10b、ビッグモモ5.11c×、悪魔のエチュード5.10a×、徒然草5.10c×
1回目(2009.4.4)二子山中央稜(6〜7P, V級)





登山口までの移動・登山記録
11時に開山式があるので、駐車スペースは満車状態。
着いた時にはもう始まっていました。

山岳会、警察、消防、役場などのたくさん参列者。
母校山岳部のコーチも参加していたことは知らなかった。
参列者には御覧のタオルのおみやげ。
さて、今回のメインイベントの中央稜です。

1ピッチ目III級NPはレッドポイント。
今回はYさんとペア。
2ピッチ目V級はフォロー。
さて、核心の3ピッチ目V級です。

現在持っているカムは#0.3〜#4までで、下手に使いすぎると「弾切れ」となるので注意が必要です。

基本V級(5.8)は「落ちない」と思っているので、やや「省エネ」で登っていく。

核心は見えているクラックの上部を抜けるとこであるが、そこにハンガーボルトが打ってあるので使いたい衝動にかられたが、カムをかましてレイバックで突破。

核心部より上部は一個だけカムをかましたが、後で「抜けている」と言われた。上部で落ちたら15m以上落ちることになる。
そんでもってレッドポイント。

なるべく古典的アルパインルートは「残置支点無視」で行けたらと思っている。
4ピッチ目III+級はフォロー。
5ピッチ目IV級は慎重に登れば難しくはない。
で、レッドポイント。
6ピッチ目IV級+はフォロー。
7ピッチ目は岩稜歩き。
写真は正面に見える両神山。

残置支点無視は、既存のルートでも新しいフィーリングで登れて楽しいです。
帰りは一般登山ルート。
駐車スペースに戻る。

お疲れ様でした。

この日の結果
<二子山中央稜>
1ピッチ目III級NP:レッドポイント
2ピッチ目V級:フォロー
3ピッチ目V級NP:レッドポイント
4ピッチ目III+級:フォロー
5ピッチ目IV級NP:レッドポイント
6ピッチ目IV級+:フォロー
7ピッチ目II級:再登


今回登山で学んだこと
・確実に成長はしている。

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