2012.11.24 〜二子山クライミング〜
初めての祠エリア、石灰岩には慣れが必要

祠エリア
場所
埼玉県秩父郡小鹿野町河原沢

駐車場・登山口
登山口に無料駐車スペースあり

登山行程
0900頃/1500頃クライミング

参考資料
今回のグレードは日本100岩場を参考にしました。

なぜこの山?
2回目(2011.12.23)では弓状エリアで撃退されたので、今回は「常識範囲内」の祠エリアです。(・・・といっても当然石灰岩なのでかぶってますが)

なお、山岳会の「体験山行」も兼ねてます。(でも、普通は体験山行にハング壁にはいかないよね)

<過去の二子山の山行>
3回目(2012.4.29)二子山中央稜(1ピッチ目III級NP3ピッチ目V級NP5ピッチ目IV級NP、など)
2回目(2011.12.23)高くのぼれ5.10b、ビッグモモ5.11c×、悪魔のエチュード5.10a×、徒然草5.10c×
1回目(2009.4.4)二子山中央稜(6〜7P, V級)

<用語解説>
アンカー:確保支点のこと。ここで、懸垂下降したり確保したりする。
オンサイト:初めてのルートで落ちずに登ること。ハーケンなどの支点に体重を掛けてもダメ。
カチ:指の第一関節ぐらいまでしかかからないホールド。
ガバ:「ガバっと持てる」ホールド。
カンテ:岩の飛び出た部分
コンテ:ロープは結び合っているが、確保せずに二人が登ること。
ジャム(ジャミング):割れ目に手や足を入れて、それを使って登る方法。
スタッカート:一人が確保しもう一人が登ること、普通の登攀はこの方法。
テンション:ロープにぶら下がる状態。
トポ:トポグラフィー。ルート図。
ヌン掛け:ヌンチャクを掛けること。
プアプロ:poor protectionのこと。落ちても耐えられない支点の状態。
フラッシュ:オンサイトと同じ一撃であるが、人の登りを見たり、登るための情報がある。
フリーソロ:安全確保の方法と一切採らず登ること。落ちたら死にます。
レッドポイント:一度も落ちずに登ること。(いくらでも練習可)
NP:ナチュラルプロテクションの略。カムやナッツなどを割れ目に入れてプロテクションとし、通常のボルトプロテクションより技術が難しい。





登山口までの移動・登山記録
さて、あまり行かない(石灰岩は基本的に滑って嫌いだし、ちょっと遠い)二子山にクライミングにやってきました。

今回は弓状エリアはエグ過ぎるので、祠エリアで。
さて、アップで「話がピーマン5.10a」です。



・・・・・・



はい、二ピン目のヌンチャクを掛けてから、思いっきりテンションしました。チョークがついたアンダーガバを見落とすは、足は信用できないはでぐだぐだです。



二便目でレッドポイントできましたが、半泣きの状態です。
続いて、「ピーマン」は難しいけど、こっち登ると自信を回復するよと言われた「アルケオロジー5.10b」です。



見た感じ下部が核心で、慎重にルートファインディングし登ってみる。



右足が滑り、危うくロープにテンションがかかりそうになって、スタートから仕切りなおし。



小さな親指程のスタンスを見つけて、無事オンサイト。(危なかった)
祠エリア越しに奥の弓状エリアを見る。



現時点では全く足が信用できずに、ムーブが起せない状況。



その状況は前回と同様のトラウマ状態です。
お次は「シリアル5.10d」です。石灰岩っぽくいいルートですね。(登れたら)



一便目は、相変わらず足が使えていない登りで、数テンションでトップアウト。



二便目は、少し足が使えるようになって、無事レッドポイント。



まだまだ足核心だけど、少しづつなれていきます。

この日の結果
話がピーマン5.10a:2便レッドポイント
アルケオロジー5.10b:オンサイト
シリアル5.10d:2便レッドポイント

今回登山で学んだこと
・少しづつ慣れていきます。

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