考えるな感じろ
なぜこの山? 今回はファンクライムの皆様と久しぶりの伊豆城山です。 <過去の伊豆城山の山行(SW:南壁付近、WB:ワイルドボア・チューブロック付近、Other:その他エリア)> 10回目(2011.2.5) :WB、ワイルドX 5.10a、ストーンフリー5.10c×、ジゴロ5.11b/c× 9回目(2010.11.20) :WB、城山物語5.9、など 8回目(2010.10.11) :WB、ストーンフリー5.10c×、など 7回目(2010.5.8) :SW、エキスカーション(2Pまで) 6回目(2010.4.3) :SW、バトルランナー、南壁下部ルート 5回目(2010.3.20) :Other、天の命を拾う5.10c、青椒肉絲5.10b、焼ビーフン5.10a、など 4回目(2010.2.6) :SW、エキスカーション 3回目(2010.1.16) :SW、バトルランナー、南壁下部ルート 2回目(2009.1.10) :SW、西南カンテ、南壁下部ルートをトップロープ 1回目(2008.12.6) :SW、南壁下部ルートをトップロープ <用語解説> アンカー:確保支点のこと。ここで、懸垂下降したり確保したりする。 オンサイト:初めてのルートで落ちずに登ること。ハーケンなどの支点に体重を掛けてもダメ。 カチ:指の第一関節ぐらいまでしかかからないホールド。 ガバ:「ガバっと持てる」ホールド。 カンテ:岩の飛び出た部分 コンテ:ロープは結び合っているが、確保せずに二人が登ること。 ジャム(ジャミング):割れ目に手や足を入れて、それを使って登る方法。 スタッカート:一人が確保しもう一人が登ること、普通の登攀はこの方法。 ステミング:足を両足につっぱり体を支える方法(ブリッジング)。 テンション:ロープにぶら下がる状態。 トポ:トポグラフィー。ルート図。 ヌン掛け:ヌンチャクを掛けること。 プアプロ:poor protectionのこと。落ちても耐えられない支点の状態。 フラッシュ:オンサイトと同じ一撃であるが、人の登りを見たり、登るための情報がある。 フリーソロ:安全確保の方法と一切採らず登ること。落ちたら死にます。 マントリング:両手でマントル(暖炉)に乗り上げるようなムーブ。 レッドポイント:一度も落ちずに登ること。(いくらでも練習可) NP:ナチュラルプロテクションの略。カムやナッツなどを割れ目に入れてプロテクションとし、通常のボルトプロテクションより技術が難しい。 登山口までの移動・登山記録
四便目フォール後、上部核心部を「さらっと」登った時に感じたのは、今までの便はムーブを意識しすぎて、逆に体が硬くなって登れない状態と分かった。逆にムーブを意識せずに体の思うがままに次の便に登ってみることにした。 これで登れようが落ちようが最後の便の五便目は、どのように登るかをほとんど意識せずに登る。 核心部のボルダリング、つづくマントリングは今までにやったムーブと全く違うムーブが自動的に出てきて無事レッドポイント。 最近の「不振」の原因は、変にムーブを意識しすぎて自然に出てくる体の動きを封じていたことが分かった。 この日の結果 イスタンブール5.8:オンサイト チャンディーラサ5.11a:5便レッドポイント 今回登山で学んだこと ・考えるな感じろ ツッコミコメントなど大歓迎です。こちらまで |