2012.12.1 〜黒山聖人岩クライミング〜
だから「梅ごのみ」なのね

テーピングよし!
場所
埼玉県入間郡越生町大字黒山

駐車場・登山口
黒山の駐車場。

登山行程
0800頃/1430頃クライミング

参考資料
今回のグレードは「日本100岩場」を参考にしました。

なぜこの山?
今回は山岳会中心のメンバー構成を鑑みここになりました。

<過去の黒山聖人岩の山行>
5回目(2012.8.25) :モモンガキッド5.11b×、など
4回目(2012.7.22)貂が見ていた5.11bダイエット・シェイク5.10a、など
3回目(2012.1.14)貂が見ていた5.11b×、など
2回目(2010.2.14)おっとりマミちゃん5.9、など
1回目(2009.12.27)風の子カンテ5.10aティータイム5.8痛い魚の目5.10a×、など

<用語解説>
アンカー:確保支点のこと。ここで、懸垂下降したり確保したりする。
オンサイト:初めてのルートで落ちずに登ること。ハーケンなどの支点に体重を掛けてもダメ。
カチ:指の第一関節ぐらいまでしかかからないホールド。
ガバ:「ガバっと持てる」ホールド。
カンテ:岩の飛び出た部分
コンテ:ロープは結び合っているが、確保せずに二人が登ること。
ジャム(ジャミング):割れ目に手や足を入れて、それを使って登る方法。
スタッカート:一人が確保しもう一人が登ること、普通の登攀はこの方法。
テンション:ロープにぶら下がる状態。
トポ:トポグラフィー。ルート図。
ヌン掛け:ヌンチャクを掛けること。
プアプロ:poor protectionのこと。落ちても耐えられない支点の状態。
フラッシュ:オンサイトと同じ一撃であるが、人の登りを見たり、登るための情報がある。
フリーソロ:安全確保の方法と一切採らず登ること。落ちたら死にます。
レッドポイント:一度も落ちずに登ること。(いくらでも練習可)
NP:ナチュラルプロテクションの略。カムやナッツなどを割れ目に入れてプロテクションとし、通常のボルトプロテクションより技術が難しい。





登山口までの移動・登山記録
さいたま市→所沢IC→鶴ヶ島IC→聖人岩にやってきました。



アップその1とトップロープ張りで「ダイエットシェイク5.10a」は再登したが、つるつる石灰岩はやっぱり難しいと感じる。
アップその2とトップロープ張りで「梅ごのみ5.10b」は・・・



2クリップ目したところでテンション。(ムズイ)



その後、「デッド二連発」という5.10bとは思えないムーブ解決法でとりあえずトップアウト。
さて、前回敗退した「モモンガキッド5.11b」対策のジャミング用のテーピングです。
「モモンガキッド5.11b」一便目はムーブ探りとヌン掛け。


満を持して登ったつもりの二便目は核心部のムーブが全く出来なくなった。


かつて、湯河原のシャックシャイン5.10dを落とした時、数えてみたら12便もかかっていた。案外、モモンガキッド5.11bもそんな香りがして嫌らしい。


前回も今回もモモンガキッド5.11bも核心のムーブは解決しているが、つなげるとできない。なぜできなくなるのかもわからない。これは、シャックシャイン状態と同じ感じ。


三便目も同じ感じで、ジャミングした手も痛くなってきたので、そのままヌンチャク回収便となった。
最後は「梅ごのみ5.10b」でも落とさないと気持ち悪いので、これを落とすことにする。



その直前のshinoさんが探っている最中に、矢印付近の「梅」のようなスタンスを使い、体を切り返すムーブを使うと2ピン目付近のムーブが簡単になることを発見。



その後に、「デッド二連発」を使わず「梅スタンス」を使ったら、概ね5.10bな感じでレッドポイントできました。

この日の結果
ダイエットシェイク5.10a:再登
梅ごのみ5.10b:×
モモンガキッド5.11b:三便×
梅ごのみ5.10b:レッドポイント

今回登山で学んだこと
・だから「梅ごのみ」なのね。

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