2012.12.16 〜湯河原幕岩クライミング〜
正面突破は大間違い

ホット・コールド5.11a(左のハング)と
演歌の花道5.10c(右のスラブ)
場所
神奈川県足柄下郡湯河原町

駐車場・登山口
幕山公園内に無料駐車場あり

登山行程
0930頃/1600頃クライミング

参考資料
今回のグレードは「日本100岩場」を参考にしました。

なぜこの山?
二週連続ファンクライムの皆様と湯河原でエンクラです。

<過去の湯河原幕岩の山行>
32回目(2012.2.26) :雨天敗退
31回目(2012.1.3)ガリバー5.11b?ドロドロトロ5.10a道化師5.9あかずきんちゃん5.9
30回目(2011.11.26)ダイヤモンドヒップ5.11a、など
29回目(2011.11.3)シャックシャイン5.10d夕暮れ時5.10b、など
28回目(2011.10.23)アラジン5.10c/d、など
27回目(2011.10.16) :憧れのハワイ航路5.11a×、など
26回目(2011.9.18) :憧れのハワイ航路5.11a×、など
25回目(2011.8.6) :シャックシャイン5.10d×、など
24回目(2011.3.5)ジロー5.10b、シャックシャイン5.10d×、など
23回目(2011.2.26)とけいワニ5.10cフック船長5.10a、シャックシャイン5.10d×、など
22回目(2011.2.20)割礼5.10b/c、鶴芝居5.10a×、シャックシャイン5.10d×、など
21回目(2011.1.29)ベンケイ5.10bダークヘラー5.9、シャックシャイン5.10d×、など
20回目(2011.1.16)マントル4級石切師6級レイバック9級一寸法師5.10c、など
19回目(2011.1.3)ウインドソング5.8+、など
18回目(2010.12.29)ゼルダ5.11a、など
17回目(2010.12.11) :ゼルダ5.11a×、など
16回目(2010.12.05)アニー5.10cアリス5.9、など
15回目(2010.11.23) :雨の中、オタマジャクシ5.6、アニー5.10cTR、など
14回目(2010.11.6)マゾおけさ5.10b、シャックシャイン5.10d敗退、など
13回目(2010.10.31) :雨の中、アン5.10a/b、など
12回目(2010.10.22)まりや5.10b/cゆうきゃん5.10a
11回目(2010.10.2)ニューアライ5.10a/b、アリババVar.5.10b/cTR○、など
10回目(2010.9.18) :夕暮れ時5.10b×、など
9回目(2010.4.29)帰還兵5.10cサンセット5.10aアボリジニ5.10a
8回目(2010.1.3) :主としてピーターパンロック定着
7回目(2009.12.30)アリババ5.10b、帰還兵5.10cTR×、など、
6回目(2009.12.20)馬が踊る5.9(2P)の1P目(5.8ぐらい)、正面壁クラックルート敗退
5回目(2009.12.13)アブラカタブラ5.10a、アリババ5.10b×、など
4回目(2009.11.3)シャワーコロン5.10a、など
3回目(2009.3.21) :アブラカタブラ5.10a右カンテ使用、など
2回目(2009.2.17)いんちきするな5.8シルクロード5.7、など
1回目(2008.12.2) :シャワーコロン5.10aTR、など

<用語解説>
アンカー:確保支点のこと。ここで、懸垂下降したり確保したりする。
エンクラ:エンジョイクライミングのこと。
オンサイト:初めてのルートで落ちずに登ること。ハーケンなどの支点に体重を掛けてもダメ。
カチ:指の第一関節ぐらいまでしかかからないホールド。
ガバ:「ガバっと持てる」ホールド。
カンテ:岩の飛び出た部分
コンテ:ロープは結び合っているが、確保せずに二人が登ること。
ジャム(ジャミング):割れ目に手や足を入れて、それを使って登る方法。
スタッカート:一人が確保しもう一人が登ること、普通の登攀はこの方法。
ステミング:足を両足につっぱり体を支える方法(ブリッジング)。
デッド:体を引き付け、その一瞬の無重カ状態を利用して、手を飛ばし、次のホールドをとる方法。
テンション:ロープにぶら下がる状態。
トポ:トポグラフィー。ルート図。
ヌン掛け:ヌンチャクを掛けること。
ハング:かぶった場所、前傾壁。
プアプロ:poor protectionのこと。落ちても耐えられない支点の状態。
フラッシュ:オンサイトと同じ一撃であるが、人の登りを見たり、登るための情報がある。
フリーソロ:安全確保の方法と一切採らず登ること。落ちたら死にます。
マントリング:両手でマントル(暖炉)に乗り上げるようなムーブ。
ランジ:飛びつくこと。
レッドポイント:一度も落ちずに登ること。(いくらでも練習可)
NP:ナチュラルプロテクションの略。カムやナッツなどを割れ目に入れてプロテクションとし、通常のボルトプロテクションより技術が難しい。





登山口までの移動・登山記録
当初、土曜日の予定でしたが雨のため日曜日に延期となりました。

ガチ晴れで暑いぐらいです。
すだれ状態の桃源郷付近はスルーです。
(ここは「日和田化」しています)

今回はサンバリーエリアに向かいます。
アップは「グレゴリーおじさん5.9」。



まあ、オンサイトです。
続いて、右のスラブからハングを越える「演歌の花道5.10c」のオンサイトトライは、二ピン目掛けてからハング下を右に回りこんだところでテンション。とってもスラビーで難しい。結局、その後トップアウトで終わり。



次は左のハングを越える「ホット・コールド5.11a」のオンサイトトライは、ヌンチャク左のリップをデッド(ほぼランジ)で取りに行ったら敢えなくフォール。(問題外のルート取り)

二便目は、リップを取れないか、さんざんさぐってもホールドが見つからず敗退。結局、ヌンチャク左のリップを取る方法でないようだ。

三便目は、右のハング部分をヒールフックで登ろうとしたが敗退。

四便目は、今度はハング左の小さなポケットに足を入れて上がり、最後にデッドでガバを取る方法でトップアウトできた。(このムーブでいくことにする)
落とす気満々の五便目は、二ピン目のクリップし忘れて、デッドをしたところホールドを取り損ねてフォールしたら、危うくグラウンドフォールしそうになった。(落とす気が安全を忘れさせてしまった)

六便目は、ちゃんとクリップをしたが、ホールドを掴んだが滑ってフォール。

七、八便目は、もうヨレヨレで敗退。

とうとう日没になっちゃった。(ち〜ん)

この日の結果
グレゴリーおじさん5.9:オンサイト
演歌の花道5.10c:×
ホット・コールド5.11a:8便×

今回登山で学んだこと
・宿題になっちゃった。

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