2015.12.12-2018.2.25 〜二子山クライミング〜
SVP5.12b、21日間の記録

SVP 5.12b
場所
埼玉県秩父郡小鹿野町河原沢

駐車場・登山口
登山口に無料駐車スペースあり

参考資料
今回のグレードは日本100岩場を参考にしました。

なぜこの山?
1日目から21日目まで一気に書きます。

クライミング記録
2015.12.12よりSVPを開始しました。

SVPは全長約30m、前半部が強い前傾壁でやがて緩くなりますが一貫して前傾壁です。途中でニーバーレストを挟みますが、そこからが核心部で、ヒールフックなどを駆使し突破します。とにかく長いので、いかに省エネルギーで登れるかがカギであり、ピン感覚が5m程度と非常に長いのでとても怖い「ワイルドさ」もこのルートの特徴です。

2015-6シーズンはすぐに厳冬期に入り、日当たりの悪いこのルートは冷たくてすぐに手の感覚がなくなり、せいぜいニーバーレスト地点(4ピン目程度)で終わり続けました。

2016-7シーズンも同様の結果が続きましたが、2017年1月に体調不良になり長期離脱となりました。

(写真は2018.2.25撮影)
2017.11.25よりSVPに復帰しましたが、体は登れる次元ではありませんでした。

後遺症として寒くなると体に力が入らなくなり、特に冬はこの長いルートが登れるスタミナが無かった状態です。



(写真は2018.2.25レッドポイントシーン)
やっと2018年2月頃になって少しづつ力が入るようになってきましたが、四十肩も併発し、もう登れないかとも思い始めました。

ただ、2018.2.25は懸念されたこれらの症状は出ず、最後まで力が入り続けました。



(写真は2018.2.25レッドポイントシーン)
今までは、ある意味若さで押しきるような感じでやってきましたが、初老となった自分にとっては体調を整えてなんとか登れた「呪いが解けた」レッドポイントという感じでしょうか。

今後もクライミングを続けていきますが、登れても登れなくても「自分の体を見つめる(太極拳のような)」クライミングをやっていきたいと思います。



(写真は2018.2.25レッドポイントシーン)

結果
SVP 5.12b:レッドポイント

今回登山で学んだこと
・呪いが解けたクライミングという感じです。

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