2017.9.19-20
〜飯豊本山(2105m)・大日岳(2128m)〜
川入-飯豊本山-大日岳のピストン、結果としてスーパートレイルとなった

ルートマップ

標高差:1600m
累積標高差:2670m
平面距離(全行程):32.2km
登山口: 御沢登山口(川入)
標準コースタイム: 御沢登山口(川入)-(9:00)-飯豊本山-(2:40)-大日岳-(2:40)-飯豊本山-(1:25)-切合小屋-(4:35)-川入
標準コースタイム合計:20:20
登山形態:夏山単独行・テント泊
登山行程
1日目:0137川入-0520/0531三国小屋-0644/0703切合小屋-0822本山小屋-0840/0843飯豊本山-0949/1000御西小屋-1103/1105大日岳-1203/1215御西小屋-1338/1356本山小屋-1508切合小屋
2日目:0533切合小屋-0919川入



なぜこの山?
今年の夏登山はテント泊を基本的に行っているが、是非行ってみたいテント泊できる山として、アルプス以外では飯豊山域であった。当初は飯豊山荘(北部からのアプローチ)からの周回ルートを計画したが、つり橋が修理中でダイグラ尾根が通行止めのようなので、首都圏から標準的である「御沢登山口(川入)」から入山することにした。

当初の予定は、1日目は川入から御西小屋、2日目は御西小屋から大日岳を登り川入に戻る行程であった。





登山記録
御沢キャンプ場(川入)の駐車場に前日(9/18)の19時頃に到着。

車内で夕食を食べたらすぐに寝てしまい、翌日(9/19)の1時頃に目が覚めてしまいました。

(写真は9/20に撮影)
9/13は天気があまり良くないと知っていたので、なるべく飯豊山を満喫するためには、つまらない樹林帯を深夜に通過すればよいと考え、少々早いが1時半頃に出発とした。

(写真は9/20に撮影)
上記写真の砂利道をしばらく歩くと御覧の御沢登山口が現れる。

ここから急登が始まる。

(写真は9/20に撮影)
9/11の早朝に台風が通過したこともあって、登山道には折れた枝が多かった。

さらに所々に、倒木が登山道を道を塞ぐ。

(写真は9/20に撮影)
下十五里、中十五里、上十五里と急登が続く(写真は「上十五里」の道標)

(写真は9/20に撮影)
「峰秀水」を通過。

(写真は9/20に撮影)
峰秀水を過ぎてしばらくトラバース道を歩くと、岩稜帯(剣ヶ峰)が出現する。

(写真は9/20に撮影)
剣ヶ峰を過ぎたあたりで周りが明るくなってきた。
やがて三国小屋に到着。
ここで日の出を迎える。
これから歩く稜線もモルゲンロートに染まる。

稜線に出たところで日の出なので、概ねドンピシャの行程です。
今回の最も遠くまで行く「大日岳」もモルゲンロートに染まる。
三国小屋を後にします。
振り返って、今まで歩いてきた稜線を望む。
北西方向の大日岳のアップ。
天気がいいはずなんだけど、不気味にこれから行く稜線に雲滝が出来ている。
北東方面を見る。
奥には蔵王山が見えます。
上り下りを繰り返し振り返る。
「種蒔」の道標が現れると、御覧の景色が広がる。

ピークに見えるものは飯豊本山ではなくて、本山小屋があるピーク。飯豊本山はその左です。

なお、本日テント泊する切合小屋も見えます。
稜線は雲滝ね。
少し進んで撮る。
出発から5時間程で切合小屋に到着。
当初は御西小屋の予定だったけど、ここまで戻ってくることは可能と判断したので、ここに一部デポして、泊まることにしました。
小屋の中の写真。
切合小屋から少し進んで振り返り撮る。
切合のピークから見る飯豊本山方面。
稜線。
切合からは下って、「御前坂」を登る。
鞍部(御秘所)を通過。
一部なんちゃってな鎖場もある。
鎖場を過ぎると御前坂。
御前坂を登って振り返る。
ピークには、岩が積み上げられていた。
そこからは御覧の風景。
本山小屋を通過。
小屋の横には、飯豊山神社。
本山小屋からは御覧の風景。
北方面のダイグラ尾根。

月山も見えるはずだけど、雲が邪魔。
出発から7時間程で飯豊本山(2105m)に到着。これといって大した山頂ではありません。

なお、飯豊山の最高峰は大日岳(2128m)なので、そこも登らないとちょっと気分が悪いので、そこへ向かう。
自撮りの証拠写真、
ここからはなだらかな縦走路を歩きます。
駒形山付近から振り返る。
駒形山からの先の縦走路。
しばらく歩いて振り返る。
御西岳方面へ歩く。
振り返る。
御西小屋に到着。

ここにザックをデポして、空荷で大日岳を目指します。
ちょっとガスっぽいので大日岳が良く見えません。
西方面の「おおいんの尾根」を撮る。
ガスがまだかかっているね。
歩いている途中で、東方面に磐梯山が見えた。
文平ノ池。
最後に急登を登ります。
登山口から10時間半程で大日岳に到着。
自撮りの証拠写真。
西方面の西大日岳。
南方面の稜線。
北方面の北又岳方面。

行程中はずっと雲の中でした。
大日岳から帰るところで今まで歩いてきた稜線が一望できた。
御西小屋からの稜線。
飯豊本山までの稜線。
南方面の稜線をまた撮る。
飯豊本山までの稜線をまた撮る。
その下の沢を撮る。
御西小屋からの稜線をまた撮る。
大日岳を振り返る。
大日岳を振り返る。
北方面を撮る。
大日岳を振り返る。
再び御西小屋に到着。
覗いてみるとこんなこんな感じ。
再び稜線を歩く。
正面左は飯豊本山。
駒形山から振り返る。
北方面のダイグラ尾根。
飯豊本山からの本山小屋方面。
その右。
本山小屋に到着して少々休憩。

ここで大日岳ですれ違った人と雑談したが、その人はこの小屋の雰囲気が好きで何回も泊まっているという。

確かにここの主人とも少し話したけど、良い感じでした。
めんどくさくなったけど、本山小屋から下山。
石が積み上がった所を過ぎると御覧の風景。

切合小屋までは約1時間。
南西方面を撮る。
切合を越えて小屋まであと少し。
登山口から13時間半程で切合小屋に到着。

重荷を背負って、標準コースタイム15:45を歩き切った。
小屋裏のテント場の端の方にテントを張る。

結局寒くて眠れませんでしたが。
翌日(9/20)は予想通り天候不順です。

さっさと下山しましょう。
4時間程で下山できました。

今回登山で学んだこと
・体力は明らかに落ちているが、ゆっくり歩けば長時間の歩行は可能。

左にメニューが表示されない場合は こちらをクリック