2013.3.3 〜王子ヶ岳ボルダー〜
電撃の24時間
ランニングルート図
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累積標高差:250m
平面距離(全行程):8.7km
ランニング時間:0:56
ランニング行程
0555上の町-0651王子ヶ岳
場所
岡山県倉敷市児島唐琴町
駐車場・登山口
無料駐車場多数
クライミング行程
0700頃/0900頃
参考資料
今回のグレードはno climb no lifeを参考にしました。
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なぜこの山?
前日の3/2は岡山で研究会だが、岩登りがしたいうりうにとって、いろいろ調べたところ、ここでボルダリングする以外方法がなかった。今回「ナテハ2級」という課題に是非触ってみたいと思っていたが、帰りの飛行機の都合上、現地では2時間程しかとれないと推定されるが、さて、登れるでしょうか?
<過去の王子ヶ岳の山行>
なし。
<用語解説>
アンカー:確保支点のこと。ここで、懸垂下降したり確保したりする。
エンクラ:エンジョイクライミングのこと。
オンサイト:初めてのルートで落ちずに登ること。ハーケンなどの支点に体重を掛けてもダメ。
カチ:指の第一関節ぐらいまでしかかからないホールド。
ガバ:「ガバっと持てる」ホールド。
カンテ:岩の飛び出た部分
コンテ:ロープは結び合っているが、確保せずに二人が登ること。
ジャム(ジャミング):割れ目に手や足を入れて、それを使って登る方法。
スタッカート:一人が確保しもう一人が登ること、普通の登攀はこの方法。
ステミング:足を両足につっぱり体を支える方法(ブリッジング)。
デッド:体を引き付け、その一瞬の無重カ状態を利用して、手を飛ばし、次のホールドをとる方法。
テンション:ロープにぶら下がる状態。
トポ:トポグラフィー。ルート図。
ヌン掛け:ヌンチャクを掛けること。
パーミング:手で覆うようにホールドを持つこと(ラッピング)。
ハング:かぶった場所、前傾壁。
プアプロ:poor protectionのこと。落ちても耐えられない支点の状態。
フラッシュ:オンサイトと同じ一撃であるが、人の登りを見たり、登るための情報がある。
フリーソロ:安全確保の方法と一切採らず登ること。落ちたら死にます。
マントリング:両手でマントル(暖炉)に乗り上げるようなムーブ。
ランジ:飛びつくこと。
レッドポイント:一度も落ちずに登ること。(いくらでも練習可)
NP:ナチュラルプロテクションの略。カムやナッツなどを割れ目に入れてプロテクションとし、通常のボルトプロテクションより技術が難しい。
登山口までの移動・登山記録
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前日の3/2は岡山駅付近で研究会。
10:10発の飛行機で岡山空港に向かいます。
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12時頃到着し、空港から一路バスで岡山駅に向かい・・・
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研究会に参加。
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夜の懇親会では、ちくわで笛を吹く芸能人が呼ばれていた。
地元の人らしい。
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まあ、前置きが長くて恐縮ですが、要は寝不足で岩場へ向かうという訳です。
始発のマリンライナー(5:28発)で・・・
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「上の町」という駅まで乗り、そこから王子ヶ岳まで、8kmほど走ります。
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一路東へ。
途中で夜が明けてきた。
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狛犬が見ているのは瀬戸大橋。
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古い町並み。
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見えている山のもう少し向こうが王子ヶ岳。
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王子ヶ岳登山口に到着。
クライマーはこれを絶対放置しませんね。
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ここからは標高差200mぐらいを駆け上がる。
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見晴らしが良くなってきた。
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山頂付近に到着。
ここでもボルダリングができそうであるが、「ナテハ」を探す。
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走ってきた西方面。
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南方面。
遠くに瀬戸大橋が見える。
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つぶれたホテル?
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東の野外劇場付近に「ナテハ」があると思われ、いろいろなボルダー課題らしき岩はたくさんあるが、ナテハは見つからない。
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さらに東のあの岩付近にあるのかな?
向かう。
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向かう途中の南の景色。
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ここに着いたが、ナテハは見つからない。
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ここからの東の景色。
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やっぱ、あそこ付近かな?
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南の景色。
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いろいろ探したところ、ナテハではないが、とりあえず登れそうな課題発見。
これを登ってみると8級程度と実感でオンサイト。
後で調べてみると「フェース6級」でした。
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同じ岩であるが、こっちのが難しいかな?と思ったけど、同じ8級程度でオンサイト。
後で調べてみると「フェース5級」でした。
でも、この岩なんなのか、さっぱり分からないが、良い課題と思った。
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いろいろさまよっていると、これって「エイトマン4級」の岩じゃないの?、という岩が出てきた。
あと1時間程しか時間が取れないので、ナテハはあきらめ、この岩を落としにかかることに。
最初は「クラック6級」を登るが、ハンド&フットジャムを使えばすごく簡単で、オンサイト。
そして、クラック左の「エイトマン4級」(クラックは使用不可)を登るが、激カチルートで、てこずる。
そして・・・
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カチルートではいつもの血マメが・・・
そのまま敗退に・・・
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旧友が9時頃に車で迎えに来てくれるので、滞在時間2時間(登れたのはその半分ぐらい)で終わりになりました。
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後は、旧友の家にお邪魔し、速攻で電車→バス→飛行機(12:20発)とあわただしい移動で。自宅には15時頃に着きました。
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この日の結果
フェース6級:オンサイト
フェース5級:オンサイト
クラック6級:オンサイト
エイトマン4級:×
今回登山で学んだこと
・慌しい移動であったが濃厚であった。
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